京都市幹部職員研修「阪神・淡路大震災で学んだこと」に参加して

日時:平成22年12月17日(金) 午後2時~3時30分
・場所:京都御池創生館 地下1階 研修室
師走も押し詰まった12月17日に「京都御池創生館」(PFI方式を導入して教育<中学校>と福祉の拠点施設と民間店舗<飲食店・小売店>を併設)に集まった京都市の局長級および部長級の幹部職員約120名を対象に、都市経営改革研修の一環として「阪神・淡路大震災で学んだこと」と題しお話をしました。
京都市では平成22年度より行財政計画推進の一環として「都市経営改革研修」を新設し、民間企業の経営者などから時宣に応じた内容の講演会を企画されています。今までに「王将フード」や京都固有の伝統産業の経営陣が講師を務められ、今回(第5回目)京都市技術職員とコラボレーション関係を形成しつつあるK-TECに、震災時の職員としての対応を中心に当時の話をする機会をいただきました。
講演は動画も含めパワーポイントを用い、まず過去に神戸が受けた幾多もの自然災害(昭和13年阪神大水害、昭和42年阪神大水害など)への対応経験だけでは今回は対応できない規模・内容であったこと、次いで①震災直後に関すること(直後の街の様子、市役所の対応、市議会の対応、マスコミとの連携、被災した市民の方の動き)や②震災後のインフラ等の復旧に関すること、さらに③復興に向けた計画策定と実施に関することを市民の協働と参画を得ながら推進したことなどを説明しました。最後に、事前に災害に備える「減災」対応の大切さをお話して講演を締めくくりました。
当日の職員の出勤状況と日常の職員配置のあり方、震災のステージ毎に時々刻々と変わる職務への対応、指揮命令系統についての都道府県との調整など、当時の実体験に基づく話にメモを取りながら熱心に耳を傾けていただきました。また、市の職員であると同時に家族・自治会の構成員であるため、仕事への出動と近所での救出活動への支援との間で心が揺れ動いた話を興味深く聴いていただいたようです。
限られた時間(90分)でしたので阪神・淡路大震災に関して、災害発生時から復興までの総論的な紹介に止まりましたが、現在行政の最前線で市民サービスの陣頭指揮を執っている各部局のリーダーの方々ばかりですので、実体験に基づく話に対して大きな反響があったようです。特に、消防部局や建築部局の方々からは当時支援に駆けつけていただいた経験を思い出しながらの各論に関するご質問をメールで頂戴し、また区長や区民部長からは今回の話を今年の防災訓練に生かしたいとのコメントもいただきました。(文責:IT)

kyoto

コメントは受け付けていません。