東京都豊島区 首都直下地震に備える研修会

平成21年9月7日(月)14:00~16:30 於 東京都豊島区区民センター4階
(1)首都直下地震に備える~今、豊島区がなすべきこと~ 首都大学東京 中林教授
(2)阪神・淡路大震災の教訓~復旧から復興へ・・・・行政はどう動いたか~
K―TEC 片瀬・栗田
受講者 豊島区役所職員 約80名
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★豊島区の様子
豊島の地名にいま一つピンと来ない人でも、副都心池袋のある区と言えば、殆どの方が納得されるのではないでしょうか。夜間人口26万人。人口密度日本一。60階建ての超高層ビルの背後に木造密集地を抱えるまち。豊島区にはメトロポリスと下町の両極端の顔があります。鉄道4社7路線が結節し、一日乗降客数が260万人の規模を誇る交通の要衝池袋駅から徒歩数分。豊島区役所の庁舎は、繁華街の一画に静かに佇んでいました。
★ 受講者の方々
「幹部職員研修」の名の通り、豊島区役所7部23課の部課長級職員の方々に加えて、若い男女の方々を含めて総勢80名近くの方が受講されました。15年前、被災した神戸に応援に駆けつけた経験のある方も居られました。区役所といっても東京23区の特別区です。神戸市の本庁と区役所の双方に跨る組織を意識しながらの講義でした。
★ 受講者の感想(豊島区さんより回収された68件のアンケートより)
・研修に満足しましたか? 大満足 37 満足27 やや不満2 不満1
・講義の進め方は?    大満足 26 満足37 やや不満5 不満0
・学んだことは役に立ちそうですか?
大いに役立つ37  役立つ 27  少し役立つ 5  役に立たない 0
・主な感想 「体験者の生の声で裏話が聞けてよかった」
「職員の立場の話だったのでわかりやすかった」
・不満な点  「時間が足りず残念です」
「神戸と東京のスケールの違いを考えさせられる」
・印象に残ったキーワード
「復興」「わがごと」「自助・共助・公助」「即、現場で判断せよ」「事前の復興計画」「いつも考えた以上のことはできない」「地域リーダー型」「リーダーシップが重要」
★ 感想
我々の声を「生の声」として重宝戴けることは面映いことです。しかし実際に東京で本当に直下型地震が発生した場合の状況は我々の想像の域を超えています。どこまで役に立てるのかは判りません。ただ、区の方々と貴重な会話をシェア出来たことには当方にとっても非常に有意義でした。

(文責 くりた)

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