橿原市光陽中学への講演

平成22年1月21日(木)に橿原市光陽中学へ震災講演に行ってきました。1年生の道徳総合学習の取り組みの一環で、「1.17命を考える~阪神・淡路大震災に学ぶ~」というテーマで講演をしてきました。

光陽中学は、橿原神宮の近くで駅周辺は住宅地が広がっていますが、中学周辺は田畑が広がるのどかな風景の中にありました。震災時には被災した家族が引越しをしてきたこともあるとのことでした。
1学年5クラス全校生徒535名の中学で、1年生179名に視聴覚教室に集まってもらいパワーポイントとDVDで説明しました。事前に長田区の還暦ゴルファーとして有名な古市氏をモデルにした「ありがとう」という映画を見たり、当時の救出活動に従事していた人々の手記を読んで、震災の悲惨さを学習してくれていました。
講演内容は、地震の概要、被災直後の建物や交通施設の様子、救出状況、避難所や仮設住宅、復興に向けての取組みなどです。特に「命を考える」というテーマと対象が中学生ということで、震災の状況や避難所での様子やボランティアの働き、そこでの小・中学生の活躍などを話しました。さらに「命を守る」ために、災害に備えて「あなたに出来ることは?」と問いかけて、神戸の防災福祉コミュニティ活動や住宅の耐震化などの取組みを紹介しました。
生徒達はスライドや映像、講演を真剣に聴いてくれていました。先生からは具体的な取組みがよく分かったと感想をいただきました。(文責T・A)

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